映画 見えない目撃者2019ネタバレ結末!犯人は誰!?内容と見どころを解説!

見えない目撃者

【ネタバレあり】映画「 見えない目撃者 2019日本版」の結末は!?犯人は誰!?内容と見どころを解説!

2019年9月20日公開となった映画「見えない目撃者」

女子高生連続猟奇誘拐殺人事件の犯人は誰?
その感想は?見どころは?R-15だけど怖いの?

気になるその内容やキャストを、ネタバレありで解説していきます。

犯人の正体など、内容の細部に迫るネタバレを含みますので、閲覧にはご注意くださいね!

見えない目撃者 あらすじ

五感を震撼させるノンストップ・スリラ―解禁

日本中を震撼させる女子高生連続殺人事件。唯一の手がかりは、目の見えない目撃者だった―

警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失い、失意の底にあった浜中なつめ(吉岡里帆)は、ある夜、車の接触事故に遭遇。なつめは慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、彼女の訴えは警察には聞き入れてもらえない。視覚以外の人並外れた感覚、警察学校で培った判断力、持ち前の洞察力から誘拐事件だと確信するなつめは、現場にいたもう一人の目撃者高校生の国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。

事件に気づきながら犯人を見ていない目の見えないなつめと、犯人を見ていながら少女に気づかなかった高校生の春馬。

“見えない目撃者”たるふたりの懸命の捜査によって、女子高生連続猟奇誘拐殺人事件が露わになる。その真相に近づくなつめたちに、犯人は容赦なく襲いかかる。絶命の危機を前に、彼女らは、誘拐された女性を助けることができるのか。

「わたしは、あきらめない」

引用元:http://www.mienaimokugekisha.jp/

見えない目撃者 スタッフ・キャスト

https://twitter.com/mmokugekisha/status/1174837048064143361

キャスト

  • 浜中なつめ(演:吉岡里帆)
  • 国崎春馬(演:高杉真宙)
  • 吉野直樹(演:大倉孝二)
  • 日下部翔(演:浅香航大)
  • 高橋修作(演:酒向芳)
  • 平山隆(演:國村隼)
  • 横山司(演:渡辺大知)
  • 桐野圭一(演:栁俊太郎)
  • 浜中大樹(演:松大航也)
  • 浜中満代(演:松田美由紀)
  • 木村友一(演:田口トモロヲ)

スタッフ

監督:森淳一
脚本:藤井清美
プロデューサー:小出真左樹

森淳一監督は、伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」や、五十嵐大介原作の「リトルフォレスト」の実写版を手がけています。

脚本の藤井清美氏は、コミックス作品の「ミュージアム」や「るろうに剣心」シリーズを手がけています。

見えない目撃者 犯人は誰?

スタッフ・キャストを紹介したところで、犯人について早速触れていきましょう。

予告映像でも犯人のシルエットが見えており、なんとなく想像がついたかたもいることでしょう。
圧倒的な強さと絶対的な意思が見て取れましたよね。
結論から申し上げましょう。

猟奇殺人犯は、日下部翔(浅香航大)刑事です。

もちろん、作品に犯人というものが存在する以上、誰が犯人であるかということは重要なことです。

しかし、この映画においてはその過程こそが大事な流れであり、犯人がわかってゴールではないのです。

ひとつずつパズルのピースがハマっていく過程にぞくりとさせられる。
そして、ついに犯人が目の前で動き出す瞬間は目を覆いたくなるほどの凶行におよびます。

その容赦のなさと、圧倒的な強さに、絶望することうけあいです。

なんといっても、無感情にただの作業のように人の命を奪っていく犯人の姿は、恐怖の対象であると同時に美しさをも感じることでしょう。

警察関係者でなければ知りえない、補導歴があり捜索願の出されにくい、無関心な親を持つ少女が狙われていること…。

しかも補導したのはどうやら刑事一課の木村刑事・吉野刑事らと同じ長者町警察署の、生活安全課・少年係に所属している警察官だということ…。

そこから、日下部が急浮上するのでした。

 

家出をし、売春で生計を立てる女子高生たちの間で広まるウワサ、自分たちを救い出してくれる「救さま」の正体も、日下部でした。

彼女らを補導する様子や、「救さま」としての振る舞いは描かれないため、詳細はわかりませんでしたが。

見えない目撃者 R-15指定のその内容とは

「見えない目撃者」は、15歳以上しか映画の鑑賞が不可能な映画です。

その点、年齢が対象内であっても、不安でなかなか鑑賞に踏み切れないかたもいらっしゃることでしょう…。

その点について解説していきましょう。

具体的なグロテスク描写

猟奇殺人がそもそものテーマである映画なので、グロテスクな描写は不可欠です。
具体的には、

  • 儀式殺人のために殺害された遺体の写真が大写しになる
  • 遺体は、耳・鼻・口・手が欠損させられている
  • 手の切断シーン、その手を持ち上げるシーンが描写される
  • リアルタイムで人を刺し殺害、頭部を叩き割り殺害する描写がある

などです。

グロテスクなシーンを見せることが目的ではないので、表現としては控えめにおさえられていると感じました。

それでも、流血表現や痛いシーンが苦手なかたには、ちょっとキツいかもしれませんね。

でも、そのシーンがあるからと避けてしまうにはもったいない内容になっていますので、苦手なかたはちょっとだけ目をそらして…勇気をもって観ていただきたいですね!

痛いけど…怖いけど…ストーリーが気になるにゃ!

避けては通れない猟奇殺人

猟奇殺人に目がいきがちですが、決して残酷描写を見せたいがための映画ではありません。

犯人の異常で歪んだ思考を表現するために、必要な描写であると思われます。
人としての怖さ、壊れた人間性を表現するために。

そういったわけで、過激な描写も必要であると決断された映画「見えない目撃者」は、15歳未満は観られない作品になったのでした。

日本映画らしからぬ「攻めた表現」が売りでもあるのです。

見えない目撃者 見どころ

なんといっても特筆すべきは、視覚障害者の主人公の視点をどう描くか、ということでしょう。
そして、猟奇殺人犯の振る舞いとこだわり、主人公なつめとの対決シーンです。

なつめの目の代わりになるスマホ

犯人が判明し、追われるなつめを助けたのは、スマホでした。
春馬とテレビ通話を行うことで、なつめは、盲導犬パルと共に全力疾走するのです。

五体満足な犯人から、視覚障害者である主人公が逃げおおせる手段としては、とても現代的でおもしろい演出であるといえるでしょう。

https://twitter.com/mmokugekisha/status/1174898055373414401

本当は見えているのに見えない演技をする吉岡里帆さんの演技にも注目です。

見えていない視線の演技がとても自然に見えるので、彼女の目の動きにも注目したいですよね。

視覚を失ったなつめの「見える」世界の視覚化

視覚障害者であるなつめは、3年間という歳月を視覚以外の感覚器官を研ぎ澄ませることで生きてきました。

「見えない」なつめの「見える」世界は、音・匂い・気配などです。

それを映像化、視覚化するには?
これは是非ともその目で見ていただきたい演出ですね。

なつめに「音」が「見える」描写は必見です。

猟奇殺人犯の振る舞い

犯人である日下部は、猟奇殺人犯ではありますが、決して快楽殺人犯ではないのです。

殺人行為に及ぶ際、彼は決して笑わないのです。
全然楽しそうじゃない…。

笑いながら、楽しそうに追いかけてくる殺人鬼はもちろん恐ろしいでしょう。
ですが、無表情で、冷たいまなざしで、ゆっくりと…じわじわと迫りくる殺人犯は…?

想像するだけで背筋が凍りませんか?

木村刑事と楽し気に弁当を食べ、柔和な笑顔を浮かべていた日下部刑事。
その描写があるからこそ、その本当の顔が描かれた際の衝撃は、はかりしれません…。

淡々と、殺人行為をただの作業のように遂行する、血の通わない機械のような殺人者、それが日下部翔です。

吉野刑事に左腕を銃で撃たれても、痛みを感じるそぶりすら見せず、一切ひるむこともない…。
圧倒的な殺人者、日下部の姿に私たちはなすすべもなくただただ恐怖することになるでしょう。

決して慌てず、冷静に。
走ることもなく歩いて確実に追いかけてくる演出は、恐怖でしかありません。

頭を叩き割って無感情に「意識、終了」と呟いたり、なつめにナイフを突き付け「目が見えなくても、涙って出るんだ」と呟いてみたり…。

冷徹な殺人者を演じる浅香航大さんの演技に注目してください。

無音の対峙

視覚を必要としないなつめが、犯人から逃げるために屋敷を停電させた後のシーン。

犯人と正面から一対一で相対するシーンは、一番の見どころです。

観客は、一切の音の消えたスクリーンの前で、身じろぎひとつ呼吸さえできない緊迫感を味わうことになるでしょう。

なつめが序盤で言う「私には昼も夜もない!」というセリフも、最後にきいてくる演出になっていてはっとさせられました。

弟の形見の意味

冒頭で弟を事故で亡くすなつめですが、その際に意味深なアイテムとして取り上げられたアクセサリーがありました。

涙が流れる時の音をモチーフにした、ティアーベルというアクセサリーです。

弟の形見としてなつめが持ち歩くことになるのですが、これが最後に犯人から身を守ってくれるのです。

緊迫したシーンで鳴り響く音と、見事な伏線の回収に、感動と心地よさを覚えることでしょう。

見えない目撃者 作品のテーマと日下部の思考について

犯人である日下部の思考について考察します。

また、「見えない目撃者」に込められたテーマについても、考えてみようと思います。
製作陣の意図を、考察してみました。

「六根清浄」の儀式と日下部の思考

犯人の日下部は、仏教の儀式「六根清浄」の教えを元にした猟奇殺人を行いました。

六根清浄とは、

欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになること。▽「六根」は私欲や煩悩、迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいう。「清浄」は煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地。略して「六根浄」ともいう。

引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/六根清浄/

というものです。

ちなみに、修行僧が登山の際に「六根清浄」と唱えていたものを一般の登山客らが耳にし、なまったあげくに「どっこいしょ」という掛け声になったという説もあります。

家出をし、売春にいそしむ少女たちの魂を浄化するために儀式殺人を行ったのでしょうか。
それとも、それはただの口実だったのでしょうか。

犯人、日下部がそれに出会うのは、15年前の事件でした。

日下部少年は、被害者の体のパーツを切断し、儀式殺人を行う現場を目撃していたのです。

日下部もまた、目撃者だったのです。

 

日下部はその様子を食い入るように見つめ、動画を撮影しました。

助けよう、通報しよう、という意識よりも先に、殺人行為・遺体損壊行為に激しく惹きつけられたのです。

その描写はグロテスクなもので、犯人が少女の手を切断するシーンを、彼はあえてズームアップして注目していました。
そして彼はいつか自分も同じような事件を起こすことを夢見るようになったのでしょうか。

日下部が異常な嗜好にとらわれたのは、この時からだったのでしょうか。
それともこれはきっかにすぎなかったのでしょうか。

15年前の事件の犯人についてや、日下部がそこまで傾倒する理由なども語られなかったため、その点はわかりませんね。

わかっているのは、日下部が警察官になった理由が「死体がたくさん見られるから」というものだったということだけです。

 

日下部が「六根清浄」の儀式で清め、救いたかったのは、誰だったのでしょう。

被害者?犠牲者?
それとも彼自身?

世の中と自分への絶望

「世の中と、自分に絶望してる」、なつめと対峙し、日下部は言いました。
そして、「それはお前も同じだ」となつめを指して言うのです。

確かに、それはその通りだったのでしょう。
弟の事故から、抜け殻のように生きた3年間…。
その日々の絶望といったらなかったでしょう。

しかし、なつめは再び、人を救いたいという正義感を取り戻します。

人を殺すことに全ての興味を注いだ日下部とは決定的に違うのです。

救いたいという思い

自らの過失によって、弟の命、視力、警察官としての職を失ったなつめは、事故から3年が経過しても立ち直ることができずにいました。
なつめを包んでいるのは、諦め、自責、そして絶望でしょうか。

そんななつめを再び奮い立たせるのは、誘拐されかかっていた少女の叫びでした。

救われなかった弟、自分自身。
せめて、手の届くところで助けを求める人がいるのなら、助けたい…。

根底にあった彼女の強い想いが、やがて、無気力だった春馬の気持ちをも動かすことになりました。

将来に何も描けなかった春馬が、ラストシーンで警察官を目指すとなつめに宣言するシーンは、美しく感動的なものでした。

無関心への警鐘

「見えない目撃者」のタイトルの意味には、盲目の警察官である主人公・なつめ以外にもあると考えます。

それはもう1人の目撃者である春馬も同様です。
事件を目撃していながら、無関心を決め込み、関わろうとしない大衆の1人。

さらに、年頃の娘が家出をしても捜索願を出すことのない両親…。

果てには、両親の愛情を受けずに育ったであろう日下部の不幸な生い立ちも…。

目は見えているのに、見ようとしない姿勢、この映画はそれについても警鐘を鳴らしているような気がします。

見えない目撃者 残る疑問点

「見えない目撃者」を観て、残った疑問点をまとめます。

「見えない目撃者」はノベライズ版も発売されおり、映画で描き切れなかった部分はそちらを読めば解決するかもしれません。

日下部翔の生い立ち

日下部翔の心理描写や、細かい生い立ちが語られない以上、日下部に感情移入することは難しいでしょう。

しかし、15年前の事件で決定的に歪んでしまったということは、それまでの彼を取り巻く環境もきっと恵まれたものではなかったのでしょう。

唯一語られるのが、彼は養護施設出身であるということでしたから。
親からの愛情を受けずに成長し、自分を、他者を愛することができなくなってしまったのでしょうか。

共感力に乏しく、未発達な情緒が、彼の異常性を育て…人としてあってはならない方向への興味を芽生えさせた…。

これらは完全に想像で、映画内で描写されていない部分です。

儀式殺人とそれ以外の殺人

日下部は、春馬を轢き殺そうとした車の持ち主の事務所に、女子高生の遺体を隠しました。

その持ち主の男は、過去に売春斡旋で逮捕歴のある男でした。

全てその男になすりつけるなら、まだ儀式を完遂していない時点でその男が死んでしまってはいけなかったのではないでしょうか?
「シャブ中毒」で死んだというセリフの通りだとしたら、これは日下部にとって予定外のことだったのでしょうか?

それとも、日下部が手をくだした?

六根清浄に関係のない殺人はしないのかと思いきや、木村刑事は単純に殺しただけだったですしね。
その後で、確実に殺せたはずの春馬にとどめを刺さない意味も疑問です。

最後の「視覚」「目」のターゲットを、目の見えないなつめにしたくなったということなのでしょうか?

15年前の事件

成田で起きた、「六根清浄」をテーマにした殺人事件。

日下部に感銘を与え、猟奇殺人に駆り立てる原因となった事件についての描写があまりにもさらっと語られてしまい、詳細が不明です。

これについても気になるところですね。

見えない目撃者 元になった作品

「見えない目撃者」の元になったんは、2014年に日本で公開された韓国映画「ブラインド」です。

人気作品となり、中国でリメイクされることになりました。

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見えない目撃者 犯人は誰!?感想と見どころを解説!まとめ

「見えない目撃者」ネタバレ及び見どころ解説でした。

1度観ただけでは、とても全てを追い切れないほどの衝撃作でした。

気づけなかった伏線や疑問点が、もっとたくさんあるかもしれません。

何度も足を運びたくなる作品というのはなかなか出会えないと思うので、「見えない目撃者」は近年まれにみる大当たりの予感!?

日本映画にはなかなかできない攻めた表現を追求した作品、「見えない目撃者」をご紹介しました。

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